人間環境大学住環境デザイン論研究室(島崎研究室)のメンバーが建築やすまいやまちを勉強するなかで、生活のさまざまな視点から大学生活を綴ります。

2007/07/25

六供町街並み調査/ミーティング001













六供町街並み調査ミーティングを行いました。

A。概要
迷路のような路地に囲まれたコミュニティのデザインや意味を明らかにする。
六供町の住まいのすばらしさを写真と図面に現し、市民に公開する。
豊かな町の保全を訴えると同時に再生をめざした提案を行う。

B。作業工程

0)事前調査
 全体地図を片手に六供町全体を歩き回り、その面白さを各個人が体験する。:8月
1)フィールドワーク:みちを中心にその周辺のさまざまな生活の形や住まいの痕跡を調査し、記録と写真に表す。:9月から10月
 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ班が3つの地域A,B,Cに別れて活動する。A→B→Cと順次回ることですべての領域を担当する。
 1回の調査後は3班が集まり、情報交換して、全体を網羅できるようにする。
 班に分けるが、分担性を超えて、積極的にかかわること。
2)記録を図面化する。(イラストレーションのように生き生きと表す。):11月
3)図面をもとに歴史家の市橋さん、地元住民とのワークッショプを行う。:12月
 町の姿にから、その住まいの持っている意味を検討する。
 歴史や実際の生活のなかから、コミュニティの意味を発見する。
 町のコミュニティがどのように出来上がっているか、どのようにつながっているかを考察する。
 地元の民家を活用した石原邸でのミーティングを企画する。地元住民との意見交換。
4)民家再生案を制作する。:1月
 民家や路地を再生し、地元の伝統産業を広報するブティックやギャラリーを計画する。
5)研究発表ならびにギャラリーでのパネル展示。:2月

C。班編成
 Ⅰ班:後藤(班長)、山川、白井、兼澤
 Ⅱ班:村瀬(班長)、五十棲、菊山、四方
 Ⅲ班:伊藤(班長)、市橋、中野、国井

2007/07/05

ゼミミーティング

課題締め切りはあと2週間です。みんな、ものづくりに集中して頑張ってください。

今日はプロジェクトや卒制の内容が進んだ日でした。陰で頑張っていたんですね。

1.卒制
森さん:とてもいい展開でした。二世代住居のためのまちの共通の拠点作り、いい方向と思います。コレクティブハウスのような拠点を研究しましょう。DINKSや高齢者なども含めて考えてもいいかもしれません。 このこと僕のブログにも書くつもりです。
高山さん:あなたらしいコンセプトの卵がいくつか出てきました。FORMやらIDEAL、、。形にこだわり、スケッチを具体的に進めてみたらいいのでは。
鈴木君:サーファービレッジ、日本の海のリゾートにないような新しい考えや本場の施設を研究してみてください。
林君:水と広場による造形、場所と人とがつくる感覚的な領域、両方をからめて考えればいいのでは。どちらも大変な作品になります。
榊原さん:かなり先行してたアイデア、少し具体的に進めていっていい時期に来たかも。
清水君:この間の建築とファッション、それでとにかく進んでください。君らしい斬新なアイデア待ってます。
富田さん:サウンドマップを徹底的にやろう、それでいいと思う。音から何を発見してくるか、楽しみです。
三輪さん:廃墟という難しい研究はどうなってる?方向はとてもいいと思う。
原田さん:設計のプロセスをすべて記録するという研究。これも難しい研究。とにかく設計の記録をすべて、整理し、設計の推移をみてみるか、、、、。
野原さん:ちょっと遅れているぞ!!タイトル決めてメールしてください、待っています。
横田君:基礎研究のための本を読んでいるはずだよね。
森園君:メールください。

2.六供町調査
3年生を中心に、2年生を交えて行います。2月15日締め切りの研究。後藤君、村瀬君をリーダーにして連絡を取り合ってください。以下の4つのプロセスで進んで行きたいです。
・道の調査、すべてのものを記録する。 一度みんながその場所に立って何を記録したいか、何に魅せられるか考えてみてください。
・歴史家との共同研究。町や道の要素の意味を探る。
・地域の人たちからのヒアリング。できれば内部のプランも記録したい。
・民家再生の企画案作成。

3.廣田先輩の家
要望事項がまとまって送られてきたので、読んでください。次週ミーティング。スケジュールが合えば、一度香月君の車に乗ってみんなで福井に押しかけようかと考えています。

4.ゼミ旅行
9月13,14で東京、横浜ですね。まかせましたよ。僕は9月上旬日本にいたら東京を案内します。